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2008.03.31

役作り

せんがわ劇場「深大寺恋物語」、ご観劇下さいました皆様、ならびに関係者の方々、誠にありがとうございました。
地元の、その土地・文化にふれて描かれた作品、いかがでしたでしょうか?
演じる側の我々も改めて、稽古場を構える地元・調布と今までとは違う観点でふれあう事ができた貴重な公演でした。


あ、清水が書いてます。

私が演じました“慎介”ですが、原作にはいない役でした。
受賞作品の中のフレーズ(大家さんとか、深大寺近くの食堂で昼間から呑んだくれてるガテン系とか)を生かして作られた、作家曰く「面倒見のいい、酒呑みの江戸っ子」という舞台オリジナルの役です。
いわゆるチャキチャキの江戸っ子(三多摩生まれですが…)で義理人情に厚い、ベタだけどとても気持ちのいいキャラクターなんですが、演じる私自身は「人見知りの、酒の弱い神奈川県民」だもんで、役作りには四苦八苦しました。

さて、その四苦八苦の要因の一つとして“酒呑み”があります。
この慎介さん、登場してわずか10分足らずで日本酒を三合近く呑み干すという酒豪っぷりです。梅サワー一杯で平静ではいられない私には考えられないペースです。
稽古中、演出家から「ホンモノの日本酒で稽古してみれば?」なんて冗談で言われましたが、ホント冗談じゃありません。
死んでしまいます。

当然、本番はリアルなアルコールではなく、調布のおいしい水道水を使用しておりましたが、本当の問題はその飲む“量”です。
2時間弱の舞台で、出ずっぱりで一升瓶半分を飲むもんですから、口の中は常に潤ってイイ感じなんですが、一杯二杯ならまだしも1リットル以上も飲めば、流石にイヤな感じになってきます。

何がイヤかですって?それは…

 水道水×量×時間=尿意

…ですよ!オシッコの方程式ですよ!
口は潤しても、下半身は潤してはいけません!
役者として、オトナとして。


…下ネタで大変申し訳ありません。
しかし、切実な問題でありました。実際、最初から最後まで出ずっぱりで、通し稽古中何度かヤバイ状況に陥った事もあり、その体験をフィードバックし、かつ綿密なシミュレーションを繰り返す事で、結果、大事に至らず乗り切ることができました。

公演本番中は、先輩の河本氏が「有事の際(尿意)には、自分の出番でつないでおいてやる」と舞台袖から熱いアイコンタクトを投げてくれていました。
心強かったです!

千秋楽では舞台監督の笹倉氏と小道具隊長の岩崎氏、両名の心憎いイタズラとばかりに一升瓶の中身がおいしいレモン水に変わっておりました。
おいしかったです!でもレモン水は利尿作用が働くのか、ちょっとヤバかったです。
あれ?これってトラップ?


…どうでもいい話を長々としてしまいました…
でも、ツラかったんです。言いたかったんです。
本番前に稽古場日誌に書いてしまおうかと思ってましたが、そうすると
「あの人、いいセリフ言ってるっぽいけど、実はオシッコ我慢してるのよ、クスクス」
なんて、お客様に思われてしまう事にっ!
スッキリしました。尿意だけに。


さぁ、スッキリしたところで明日から新年度です。
新しい仲間を迎え、新しい作品に臨んでいきます。


清水が書きました。

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